ガラス棒材について |
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佐竹ガラスの黒色のガラス棒をバーナーで融かすと、必ず黒光りしたり、変色してしまったりしますがどうしてですか?
また、そうならない方法はありますか? |
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バーナーはどの様なタイプを使用しているかによって変わってきます。
火力が弱い場合、また炎の不完全燃焼部分でガラスを融かすと、銀光りします。
バーナーを最大火力にして、尚かつ炎の完全燃焼している部分でガラス(上黒)を融かしてみてください。
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ガラス棒で、ソーダガラスは色がはっきりしたものが多いですが、鉛系のガラスにはなぜ、はっきりした色が少ないのですか? |
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鉛ガラスの場合は、ガラスの着色料と鉛の成分が混ざることで淡い寒色系の色が多くなります。一方、ソーダガラスの方は鉛の成分が入っていないため、着色料の色がはっきりと出ることになります。
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ガラス棒の太さがちがうのはなぜですか? |
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機械ではなく、職人の手によってガラス棒を手で引いているため、ガラス棒の太さは微妙に変わってきます。また、ガラス棒をご自分で混ぜ合わせて、新しい色を作る方法もあります。微妙な色合いを出したいときなどにおためし下さい。
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バーナーであぶってると色が消えてしまうのがあるのですがなぜですか? |
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ガラスを作り、着色を行う段階で、比較的低温のときに着色されたガラス棒などに関しては、バーナーなど高温で熱すると色が消えるということが起こります。主にピンク系統のガラスで起こりやすいようですね。
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とくに不透明のガラスにススが入ってしまうのですが、どうすればいい?あとはあぶってるとラメっぽく光沢がつきますが、それはなぜ? |
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バーナーの火の調整の問題が考えられます。ススが入ってしまう場合、ガスが多く、不完全燃焼が起きていると考えられます。そのため、空気の量を増やすか、ガスの量を減らしてみると良いでしょう。また、ガラス棒を溶かす炎の位置に問題があるかも知れません。炎の上下・前後など色々なポイントにガラス棒を移動させ、ススが出ない場所を探してみて下さい。
ラメについては、茶色・黒・オパール系のガラス棒を使用するときは、通常より炎を強くし、少し空気の量を増やしてみて下さい。
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